こんにちはTABERUです。
今回は、スペインのト代表品種であるテンプラニーリョについて解説していきます。
こちらの記事では、テンプラニーリョの産地やぶどう品種の特徴、歴史なども解説していきます。
「おいしいワインだけ早く教えて!」というかたは、こちらから御覧ください。
さっそく、スペインのトップ品種「テンプラニーリョ」について詳しく見ていきましょう。
- この記事に登場する専門家
- テンプラニーリョ(Tempranillo)とは?まずは特徴をさっと解説
- テンプラニーリョ(Tempranillo)の産地
- テンプラニーリョ(Tempranillo)の歴史
- テンプラニーリョ(Tempranillo)のぶどうの特徴
- テンプラニーリョ(Tempranillo)のシノニム
- テンプラニーリョ(Tempranillo)の色、香り、味
- テンプラニーリョ(Tempranillo)と相性の良い料理
- 漫画「神の雫」に出てくるテンプラニーリョ(Tempranillo)のおすすめワイン
- テンプラニーリョ(Tempranillo)のおすすめワイン
- 1位:ティント ペスケラ クリアンサ(Tinto Pesquera Crianza)
- 2位:マルケス デ リスカル ティント レゼルバ(Marqués de Riscal Rioja Reserva)
- 3位:ドミニオ バスコンシリョス ヴィーニャ マグナ クリアンサ(Dominio Basconcillos Viña Magna Crianza Tempranillo)
- 4位:バラオンダ カロ(Barahonda Carro)
- 5位:ボデガス アルコンデ サラダソル クリアンサ(Bodegas Alconde Viña Sardasol Crianza)
- 6位:ボデガス ラトゥエ クリアリー オーガニック テンプラニーリョ BIO(Bodegas Latúe Clearly Organic Tempranillo)
- 7位:ドミニオ デ エグーレン エストラテゴ レアル(Dominio de Eguren Estratego Real)
この記事に登場する専門家

2017年ソムリエ試験を一発合格。大手航空会社ファーストクラスCAの現役ソムリエール。
最高のペアリングを追求して日々テイスティングに勤しむ。夢はマスター・オブ・ワイン。
テンプラニーリョ(Tempranillo)とは?まずは特徴をさっと解説
テンプラニーリョはスペイン原産のぶどう品種です。
「テンプラリーニョ」とはスペイン語で早熟という意味を表し、その名のとおり他のぶどう品種よりも比較的はやく熟成します。
テンプラリーニョの栽培面積は世界で4位なのですが、その生産量の9割をスペインで占めるほどスペインを代表する品種になります。
スペインのリオハ、リベラ・デル・ドゥエロなどが質の高いテンプラリーニョのワインを作る産地として有名です。
スペイン以外では、ポルトガル、フランス、アルゼンチンなどで作られています。
栽培面積とともにテンプラニーリョで特徴的なのが、その呼び名の多さです。
ワインのぶどう品種は生産地ごとに呼び名「シノニム」が変わることがあるのですが、テンプラニーリョはその多さが群を抜いています。
スペイン国内でも、リベラ・デル・ドゥエロでは「ティント・フィノ」、「ティント・デル・パイス」、マドリッドでは「ティンタ・デ・マドリッド」など生産地によって呼び名が異なっています。
テンプラリーニョの特徴を項目ごとにもう少し詳しく見てみましょう。
テンプラニーリョ(Tempranillo)の産地
テンプラリーニョの特徴をまずは産地から見ていきましょう。
テンプラリーニョの主要産地:スペイン
テンプラリーニョの原産地はスペイン北部といわれています。
スペインを代表する白ぶどう品種のアイレンと並び、テンプラニーリョはスペインの多くの場所で作られています。
テンプラリーニョの主要な産地として有名なのが、スペインのリオハとリベラ・デル・ドゥエロになります。
ちなみに、スペインではワインをDOP(保護原産地呼称)、IGP(保護地理的表示)、Vino(テーブルワイン)という3つの基準で格付けしており、
格付けが一番高いDOPは更に3つの格付けに分かれています。
リオハはその中でもVino de Pago(単一ブドウ畑限定呼称)に次ぐDOCa(特選原産地呼称)というもっとも厳しい品質基準が設けられた地域のワインとして認定されています。
リベラ・デル・ドゥエロはDOCaに次ぐDOという区分の格付けに位置され、いずれも高品質なワインの格付け産地として認定されています。
テンプラリーニョの主要産地:ポルトガル
テンプラリーニョのスペイン以外の産地として有名なのがポルトガルです。
ポルトガルではテンプラリーニョは「ティンタ・ロリス」といわれ、ポートワインの産地として有名なドウロ地方ではポートワインの原料として、またポルトガル中部のダンでは他の品種とブレンドして赤ワインが造られています。
日本でのテンプラリーニョ
日本でも一部の地域でテンプラリーニョが栽培されています。
日本有数のワイナリーとして知られる宮崎県の都農ワイナリーで日本産のテンプラリーニョを楽しむことができるようです。
テンプラニーリョ(Tempranillo)の歴史
テンプラリーニョの歴史についても少し見ていきましょう。
テンプラリーニョの歴史は古く、BC1000年頃に古代フェニキア人がイベリア半島に伝えたとされています。
古代ローマの時代のコルメラ(AC4年-70年頃)という作家がテンプラニーリョという品種名にも所々で言及していることから少なくとも2000年以上の歴史を持つぶどうであるということができます。
その後、大航海時代のコンキスタドールがスペインからアルゼンチンなどのアメリカ大陸に持ち込み、新世界へも波及していきました。
1900年頃にはアメリカでも栽培が始まり、現在はカリフォルニアなどで高級ワインに使用されています。
テンプラニーリョ(Tempranillo)のぶどうの特徴
テンプラリーニョは、厚い果皮をもつ比較的小さい果粒のぶどうで、比較的高温でもっともよく育ち、暑すぎる気候にも耐えることができる品種とされています。
著名なワイン評論家のオズ・クラーク氏によると、「テンプラリーニョが酸度と優雅さを得るためには、涼しい気候が必要だが、深い色合いを与える厚い果皮と高い糖度を得るためには暖かい気候が必要。」そしてスペインのテンプラリーニョの有名産地である「リベラ・デル・ドゥエロでは大陸性気候がその調和をとっている。」としています。
リベラ・デル・ドゥエロは海抜700〜900メートルという高標高な立地にあり、夏には摂氏40度を超えることもあれば、冬にはマイナス15度にもなり、日中の寒暖差が激しい地域になります。この昼間と夜間の気温差がブドウに糖度、バランス、骨格、個性などを与えています。
テンプラニーリョ(Tempranillo)のシノニム
冒頭でもふれましたが、テンプラリーニョにはたくさんの呼び名、シノニムがあります。
ここでは一部になりますが、よくみるとティント・〇〇やティンタ・〇〇という品種が多くあります。
スペイン語でティント、ティンタは染まったやインクという意味で、「Vino Tinto」となると赤ワインという意味になります。
例えば、ティンタ・デ・トロは直訳するとトロの赤ワインですが、赤ワイン≒テンプラリーニョというほどスペインに深く根付いている品種ということがわかります。
| 地域 | シノニム |
|---|---|
| スペイン−リオハ | テンプラリーニョ |
| スペイン−リベラ・デル・ドゥエロ | ティント・フィノ ティント・デル・パイス |
| スペイン−ラ・マンチャ | センシベル |
| スペイン− トロ | ティンタ・デ・トロ |
| ポルトガル−ドウロ、ダン | ティンタ・ロリス |
| ポルトガル−アレンテージョ | アラゴリス |
テンプラニーリョ(Tempranillo)の色、香り、味
テンプラニーリョの色、香り、味わいについて見ていきましょう。
テンプラニーリョは若いものは明るいルビー色で、熟成期間に応じて深い紫色へを帯びていきます。
一般的に、熟成期間が短いものはチェリーなどのジューシーな赤い果実の風味、ハーブやスパイスなどの香りがします。
適度に熟成が進むと、赤系の果実に加え、ドライフラワーなどの香りが、
長期熟成に耐えるものになってくると、ドライイチジク、タバコ、なめし革の香りがしていきます。
味わいはテンプラニーリョの中でも様々なのですが、酸味が程良くあり、タンニンは柔らかいながらしっかりあるものが多いです。
ミディアムボディーからフルボディーの物が多く、アルコール度はやや高めです。
| ボディ | |
| 甘み | |
| タンニン | |
| 酸味 | |
| アルコール度 |
テンプラニーリョ(Tempranillo)と相性の良い料理
テンプラニーリョと相性の良い食事といえば、第一候補は生ハムです。
テンプラニーリョの香りと程よい酸味、タンニンと生ハムの塩気と油の甘みがマッチしてとても美味しくいただけます。
生ハムの中でも、スペイン産の生ハムを選ぶのがおすすめです。
スーパーで見る生ハムに「プロシュート」と「ハモン」と書かれたものがあると思いますが、実は、呼び方によって産地が違っています。
- プロシュート:イタリア産
- ハモン:スペイン産
イタリア産のプロシュートはやわらかく、塩気がありながらも口当たりがさっぱり。
スペイン産のハモンは、ややかためで、ねっとりとしたコクがあるのが特徴です。
スペイン産の生ハムの中でも最高級品と言われるのが、ハモン・ベジョータです。
イベリコ豚の中でもどんぐりのみを食べて育ったベジョータの生ハムです。
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ハモン・イベリコ・ベリョータ(ベジョータ)の生ハム スライスパック!!最高級品80g スペイン産 TORREON(トレオン)
漫画「神の雫」に出てくるテンプラニーリョ(Tempranillo)のおすすめワイン
ワイン漫画の金字塔「神の雫」に出てくる、テンプラニーリョワインを紹介します。
テレウス マウロ・ボデガス(Mauro Terreus)
| ワイン名 | テレウス マウロ・ボデガス(Mauro Terreus) |
|---|---|
| 評価 | 4.6 |
| ワイナリー | マウロ・ボデガス(Mauro) |
| 地域 | スペイン/カスティリア・イ・レオン(Spain / Castilla y León) |
| アルコール度 | 14.5% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
※総合評価は各種ワイン評価サイト(vivino,楽天,Amazon等)から総合的に算出しています
「ウニコ」と並び称されるスペイン最高峰ワイン。開けた瞬間、黒い果実の魂がわっと弾ける印象。強靭だが、端正なタンニン、強すぎない酸味。高品質の生クリームの香り、スムーズな喉越し。栓抜して3日経過しても骨格の堅牢さは崩れなかった。
引用:神の雫ワインリスト
テンプラニーリョ(Tempranillo)のおすすめワイン
大手ECサイト(楽天、Amazon)でレビュー数が多いワインについて、世界的なワインの口コミサービスであるVivinoの評価を参考にしながらランキングにしていきます。
レビューが多いワインをピックアップ、サイト内での評価、Vivinoの評価を参考にしながら総合的にランキングを行っています
1位:ティント ペスケラ クリアンサ(Tinto Pesquera Crianza)
テンプラニーリョおすすめワイン第1は、ティント・ペスケラが作るクリアンサです。
テンプラニーリョの有名産地として名高いリベラ・デル・ドゥエロを代表する作り手であるティント・ペスケラは1972年に創業。
著名なワイン評論家であるロバート・パーカー氏にスペインのペトリュスと言わしめたほどのワイナリーです。
クリアンサは、そんなティント・ペスケラのスタンダードキュベになります。
アメリカンオーク樽を使用して18ヶ月の熟成の後、6ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされ、濃厚な果実のブーケ、ダークフルーツの香りがオーク樽のアロマと溶け合い、豊満な味わいながら滑らかな口当たりのワインです。
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | ティント ペスケラ クリアンサ (Tinto Pesquera Crianza) |
| ワイナリー | ティント ペスケラ (Tinto Pesquera) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | リベラ・デル・ドゥエロ (Ribera del Duero) |
| ぶどう品種 | テンプラニーリョ |
| アルコール度 | 14% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
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アレハンドロ フェルナンデス ティント ペスケラ クリアンサ 2016 750ml 赤ワイン テンプラニーリョ スペイン
2位:マルケス デ リスカル ティント レゼルバ(Marqués de Riscal Rioja Reserva)
マルケス・デ・リスカルは、テンプラニーリョの一大産地として名高いリオハでも最古のワイナリーとされています。
スペイン王家をはじめ、国王主催の晩餐会などでも饗され、芸術家サルバドール・ダリが愛したワインとしても有名です。
はじめはフルーティーな香り、次にオークやチーズの香りが感じられ、やや長めのタンニンが口の中に感じられます。
長期熟成も可能なワインですが、今飲んでも楽しめるワインです。
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | マルケス デ リスカル ティント レゼルバ (Marqués de Riscal Rioja Reserva) |
| ワイナリー | マルケス デ リスカル (Marqués de Risca) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | リオハ (Rioja) |
| ぶどう品種 | テンプラニーリョ、マスエロ(カリニャン)、グラシアーノ |
| アルコール度 | 13.5% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
3位:ドミニオ バスコンシリョス ヴィーニャ マグナ クリアンサ(Dominio Basconcillos Viña Magna Crianza Tempranillo)
3位のヴィーニャ・マグナ・クリアンサはロバート・パーカー氏、ワインスペクテーターなど名だたる評論家、専門誌が高評価をだしている注目のワインです。
樹齢60年を超える樹から手摘みで収穫されたブドウのみを使って作られるワインは、カシスやブラックベリーなどの果実、スパイスやハーブの複雑な香りがあり、ボリューム感のある味わいを演出します。
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | ドミニオ バスコンシリョス ヴィーニャ マグナ クリアンサ (Dominio Basconcillos Viña Magna Crianza Tempranillo) |
| ワイナリー | ドミニオ バスコンシリョス (Dominio Basconcillos) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | リベラ・デル・ドゥエロ (Ribera del Duero) |
| ぶどう品種 | テンプラニーリョ |
| アルコール度 | 14% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
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ヴィーニャ・マグナ・クリアンサ ドミニオ・バスコンシリョス 2011年
4位:バラオンダ カロ(Barahonda Carro)
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | バラオンダ カロ (Barahonda Carro) |
| ワイナリー | バラオンダ (Barahonda) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | ムルシア (Murcia) |
| ぶどう品種 | シラー、メルロー、テンプラニーリョ、モナストレル |
| アルコール度 | 14% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
5位:ボデガス アルコンデ サラダソル クリアンサ(Bodegas Alconde Viña Sardasol Crianza)
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | ボデガス アルコンデ サラダソル クリアンサ (Bodegas Alconde Viña Sardasol Crianza) |
| ワイナリー | ボデガス アルコンデ (Bodegas Alconde) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | ナヴァーラ (Navarra) |
| ぶどう品種 | テンプラニーリョ |
| アルコール度 | 13.5% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
6位:ボデガス ラトゥエ クリアリー オーガニック テンプラニーリョ BIO(Bodegas Latúe Clearly Organic Tempranillo)
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | ボデガス ラトゥエ クリアリー オーガニック テンプラニーリョ BIO (Bodegas Latúe Clearly Organic Tempranillo) |
| ワイナリー | ボデガス ラトゥエ (Bodegas Latúe) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | カスティーリャ (Castilla) |
| ぶどう品種 | テンプラニーリョ |
| アルコール度 | 13.5% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |
7位:ドミニオ デ エグーレン エストラテゴ レアル(Dominio de Eguren Estratego Real)
| おすすめ度 | |
|---|---|
| ワイン名 | ドミニオ デ エグーレン エストラテゴ レアル (Dominio de Eguren Estratego Real) |
| ワイナリー | ミニオ デ エグーレン (Dominio de Eguren) |
| 生産国 | スペイン (Spain) |
| 生産地 | カスティーリャ (Castilla) |
| ぶどう品種 | テンプラニーリョ |
| アルコール度 | 13.5% |
| ボディ | |
| タンニン | |
| 甘み | |
| 酸味 |


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