妊娠中に食べてはいけないものは?これだけは抑えたい4つのポイント

こんにちはTABERU編集部です。
妊娠中は食べるものにも気をつけなければいけません。自分の食べたものが赤ちゃんに影響してしまうとてもデリケートな時期です。

今回は妊娠中に食べてはいけないもの、食べるのを控えた方がいいものについてまとめます。

妊娠中に注意すべき食べ物・飲みもの

妊娠中に注意すべき食べ物・飲み物を下記にまとめました。

  • アルコール類
  • カフェイン
  • 水銀を多く含むもの
  • 食中毒を引き起こすおそれのあるもの

アルコール:「胎児性アルコール症候群」発症のリスク

言わずもがなですが、アルコールの摂取は胎児に影響を与えます。
では、具体的に飲酒によって胎児にどのような影響があるのでしょうか?
厚生労働省の調査によると、「胎児性アルコール症候群」になる危険性が高まるとあります。

妊娠期にアルコールを常用すると、知能障害、発育障害を伴う胎児性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性が高まる。我が国の研究では、1~2 万人の出生に 1 人と考えられている。
引用元:www.mhlw.go.jp

妊娠中の母親の飲酒は、胎児・乳児に対して低体重・顔面を中心とする奇形・脳障害などを引き起こす可能性があり、胎児性アルコール症候群と言われます。胎児性アルコール症候群には治療法はなく、また少量の飲酒でも妊娠のどの時期でも生じる可能性があることから、妊娠中の女性は完全にお酒を止めるようにしましょう
引用:胎児性アルコール症候群

カフェイン:取りすぎると低体重の可能性も

アルコールと並び、妊娠中に飲んではいけないものとして「カフェイン」があることを知っている方も多いと思います。
ただ、アルコールが一切の摂取を控えるべきなのに対して、カフェインについては全く取ってはだめというわけではありません。

摂取目安は諸説ありますが、コーヒーであれば一日2杯〜4杯まではよいとされています。

○世界保健機関(WHO)
2001(平成13)年に公表した「Healthy Eating during Pregnancy and Breastfeeding (BookletFor Mothers)2001」において、
「紅茶、ココア、コーラ飲料は、ほぼ同程度のカフェインを含み、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれている。
このため、カフェインの胎児への影響についてはまだ確定していないが、妊婦はコーヒーの摂取量を一日3~4杯まで
にすべき」とされています。
(参考)WHO:Healthy Eating during Pregnancy and Breastfeeding,Booklet for mothers,2001

○英国食品基準庁(FSA)
2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。
(参考)Pregnant women advised to limit caffeine consumption

水銀を多く含む魚:魚の摂取がだめなわけではない

水銀を多く含む魚を食べる際にも注意が必要です。
ただ、魚介類の摂取はバランスのよい食事に必要な栄養素を多く兼ね揃えています。厚生労働省でも、いたずらに魚介類の摂取を控えることへの懸念を表明しています。

近年、魚介類を通じた水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告がなされています。この胎児への影響は、例えば音を聞いた場合の反応が 1/1,000 秒以下のレベルで遅れるようになるようなもので、あるとしても将来の社会生活に支障があるような重篤なものではありません。
妊娠している方又は妊娠している可能性のある方(以下「妊婦」という。)は、次の事項に注意しつつ、魚介類を摂食するよう心がけてください。

わが国における食品を通じた平均の水銀摂取量は、食品安全委員会が公表した妊婦を対象とした耐容量の6割程度であって、一般に胎児への影響が懸念されるような状況ではありません。
魚介類は健やかな妊娠と出産に重要である栄養等のバランスのよい食事に欠かせないものです。本注意事項は、妊婦の方々に水銀濃度が高い魚介類を食べないように要請するものではありません。
引用:妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項

下記に、摂取量の目安表を引用しておきます。
マグロの中でも、キハダマグロ、ビンナガマグロ、メジマグロ、ツナ缶については通常通り摂取して問題ないです。

摂取量の目安 魚介類
1回約80gとして妊婦は2ヶ月に1回まで
(1週間当たり10g程度)
バンドウイルカ
1回約80gとして妊婦は2週間に1回まで
(1週間当たり40g程度)
コビレゴンドウ
1回約80gとして妊婦は週に1回まで
(1週間当たり80g程度)
キンメダイ
メカジキ
クロマグロ
メバチ(メバチマグロ)
エッチュウバイガイ
ツチクジラ
マッコウクジラ
1回約80gとして妊婦は週に2回まで
(1週間当たり160g程度)
キダイ
マカジキ
ユメカサゴ
ミナミマグロ
ヨシキリザメ
イシイルカ
クロムツ

※80gの目安
寿司、刺身 一貫又は一切れ当たり 15g程度
刺身 一人前当たり 80g程度
切り身 一切れ当たり 80g程度

食中毒の可能性:「リステリア菌」に気をつける

妊娠中は「リステリア菌」に感染しやすくなり、胎児に影響を及ぼすことがあります。
リステリア菌は加熱により死滅しますが、4℃以下の冷蔵庫などでも増殖できることから、生物などの摂取には気をつける必要があります。
特に、注意すべきと言われているのが下記になります。

  • 生ハム
  • ナチュラルチーズ(プロセスチーズはOK)
  • スモークサーモン
  • 肉や魚のパテ

代替品を見つけてストレスをためないように

妊娠はとても嬉しいことですし、「生まれてくる子供のために食事制限くらい当たり前」と思われる方もいるかも知れません。
でも、上記の食材を食べないことと同じくらいにストレスを溜めないことも大切です。

もちろん、アルコールの摂取などは絶対にだめですが、代替品を使うことでうまく付き合っていくことも可能です。
今はノンアルコール飲料がとても充実していて、ビールからワイン、梅酒、酎ハイなど本当にお酒を飲んでいると思えるような商品が各社から出ています。
また、ノンカフェインのコーヒー、紅茶、煎茶なども充実しているため是非チェックしてみて下さい。

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